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脳神経外科のご案内

脳神経外科では主に、脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、機能的疾患など、脳や脊髄の疾患に対する外科治療を行っています。
「断らない救急」を掲げて急性期の脳疾患に対応する他、外来での幅広い診療を提供します。今後はさらに治療での高いクオリティーを追求し、診療の幅を広げていくことで、これまで以上に地域に貢献できる施設をめざします。

脳神経外科とは

脳神経外科は、脳や脊髄、末梢神経およびそれに関わる血管や骨などの病気に対して手術で治療することを専門とする診療科です。顕微鏡、内視鏡、カテーテルなどさまざまな道具を使いこなし神秘の臓器に対峙する手術のエキスパートとも言えます。

手術を安全に行うためには、緻密な操作の技術はもちろんのこと、頭頚部の組織を立体的かつ正確に熟知しておく必要があり、また多岐にわたる病気の知識も兼ね備えている必要があります。私達のチームはこれらの技能は当然のこととして、患者さん一人ひとりの人生と向き合い、ご家族も一緒になって治療方針を話し合い決定していくことで期待に沿う治療が提供できるよう全力を尽くします。

脳神経外科で扱う病気は、頭痛やしびれ、脱力など一般的に知られているものから、ものが見えづらい、顔が痛い、といったものまで、多様な症状を呈します。何か気になる症状がある場合は予約がなくとも外来にお越しいただければ必要な検査を迅速に行えます。かかりつけの先生に頭の検査をしたほうがよいと言われた場合も、あるいはセカンドオピニオンをご希望の方も、お気軽にご相談にいらしてください。

脳卒中センターについて

1983年の開院以来、脳卒中診療を提供してきた当院脳神経外科では、救急搬送、入院から治療、リハビリテーション、退院後のケアまでの流れを見直し、体制を強化した脳卒中センターを2021年10月に開設いたしました。

  • 脳卒中センターホットライン

    脳卒中診療では診断から治療までのスピードが極めて重要です。当センターでは365日24時間体制で専門の脳神経外科医師がホットラインで救急の連絡を受けており、救急車の現場到着から搬送までの時間短縮を行っています。

  • 脳卒中スクランブル体制

    受け入れから検査までの流れを速やかに確保する独自のシステムで病院到着から治療開始までの時間短縮を行っています。少しでも疑わしい場合は検査準備や救急部、カテーテル室、手術室、ICU等の関連する部署が病院到着前より受け入れ体制を整えて待機します。

  • 速やかな治療

    一秒でも早い治療開始が望ましい脳卒中では、救急部での投薬加療はもちろんのこと、手術が必要な場合も手術室やカテーテル室にて直ちに治療を開始します。24時間絶えず高度な治療を最速で提供できることが当センターの最大の強みです。

  • 専門性の高い入院加療

    脳卒中の加療は手術だけではありません。入院中は専門知識をもったチームによる急性期の治療を行います。現行のICUと脳神経外科病棟に加えて、脳卒中集中治療室(SCU)開設を予定しています。

  • 退院までをサポートする
    リハビリテーション

    急性期の治療を終えても、すぐには退院できない症状が残ってしまうことは少なくありません。そんな場合にも、当院内で回復期リハビリテーションまで行うことができます。長年脳卒中の患者さんを担当してきたチームが手厚いサポートを提供します。

  • 退院後の外来通院

    治療やリハビリテーションを終えた退院後も脳卒中との付き合いは終わりません。後遺症の相談、再発の予防などさまざまなサポートが必要となります。安心して暮らしていただけるよう、近隣の信頼できるクリニックの先生とも連携し、必要な検査や治療をご提案します。

治療方針

脳神経外科の領域では、1つの病気に対して治療法が複数あるということも少なくありません。私達はすべての治療選択肢を提示し、公平な目線でそれぞれのリスクや期待できる成績を十分な時間を確保してご説明します。一度のご説明で完全に理解するのは難しいこともありますが、納得行くまで何度でも機会を設けます。その上で、患者さんにとってベストな治療方法を一緒に相談していきます。
自分自身の大切な家族や友人にも勧められる治療のみを提案し、自信をもった手術のみを行う、というのが私達のモットーです。手術を行うからには整容面も非常にこだわって行います。また、どんなに難しい手術や辛い治療が必要となった場合も、決して諦めることなく、最後まで患者さんに寄り添いともに歩んでいきます。